残暑厳しい今日この頃、皆様には如何お過ごしでしょうか。
毎年この季節は、台風が日本を縦横断し、その度に気温が下がり、秋の気候へと移っていくものですが、なかなか蒸し暑い日が続いております。
また北海道や東北などの北日本では、大雨の影響で大きな被害が続いているようで、これから本格的な台風シーズンだと思うと、非常に心配が続く今日この頃です。
長年の公共事業費の削減で、無駄だと切り捨ててきた地方において、被害が集中して大きなニュースとなる、しかし時間が立つとまた気にもしなくなる。
もしすべてが揃って悠々自適な東京などの関東圏や大阪などの関西圏で、必ず来るといわれている巨大地震と津波が発生し、甚大な被害に寄りその多くの住民が弱った良きに、もし地方都市がこのまま衰退していけば、誰が都会の被災者を救援してくれるのだろう。
そう考えると地方が困った時は余力のある我々が助け、我々が困った時は助けてくれる余力のある地方を創っておかないと、大変な事になるのでは?とそろそろ日本の都会に住む人達は気付かないと、もしもの大災害で日本は終戦時の様な悲惨な状態になってしますのでは、と想像するのは私だけでしょうか。
日常の身の回りだけの平穏になれて、日本は世界でまれに見る災害大国で、その上に僕たちは住んでいるんだと考えれば、日常の危機意識や備えは大事だと思いませんか?
それで話は変わりますが、この9月の連休に、九州は福岡でお客様である某建材商社さん主催の「木と住まいの耐震博覧会」というイベントが開催されます。
この博覧会は東京・仙台・名古屋・京都と今回の福岡を順番に回り、毎年開催され住まいの観点から地震等の防災を提案する、非常に有意義な展示博覧会であります。
いざとなって後悔する前に、常日頃から準備をして置く事で、被災を最小限に抑える知恵を是非、この機会に取り入れてみては如何でしょうか。
我々も参加しておりますので(名前は伏せていますが)、探して頂けたら最高の笑顔でご対応させて頂きます。ただ台風さんはその期間勘弁して欲しいものです。
では皆様ごきげんよう<(_ _)>
Yoichi Minamiura.